感情抑制の「泣かない子育て」から感情解放の「泣いてもいい子育て」へ!

 もともと日本は、子ども泣くことに寛容な国でした。ところが、戦時中に「泣くのは弱虫、子どもを泣かすな」という子育て思想が始まり、
それが広がって、今も続いているのです。
 それが、今日の子育てを難しくしている大きな原因であり、子ども虐待にもつながっているのではないでしょうか?
 「泣かない子育て」では、子どもの心に歯止めがかかり、子どもは泣くに泣けず、甘えたくても甘えられないという困った状態に陥ってしまいます。
 泣くこと、甘えることが子どもの幸せな成長にとってどんなに大切なことか、泣かせない子育てをどう克服して、幸せな親子関係を回復していくために、癒しの子育て・抱っこ法があります。
 昨年度実施したワークショップと講演会の反響が大きく、もっともっと多くの皆さんに「抱っこ法」接してもらいたい!という思いから、今年度も継続して取り組んでいくことになりました。
 子育て中のお母さん、お父さんだけではなく、子どもと関わっていこうとしている人たち、自分自身の人間関係作りに悩んでいる人たち、すべてのみなさんの心の中に必ず響く言葉があると思います。


これまでの報告と感想

抱っこ法ワークショップ 抱っこ法講演会
2007年11月 2008年2月
独立行政法人福祉医療機構助成事業

抱っこ法ワークショップ 抱っこ法講演会 抱っこ法講演会 抱っこ法講演会 抱っこ法ワークショップ
2005年10月 2006年1月 2006年10月 2007年1月 2007年6月
独立行政法人福祉医療機構2005年度助成事業
ドコモ市民活動団体への助成事業 グリーンコープ福祉基金助成事業 ドコモ市民活動団体への助成事業
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(財)広島市ひと・まちネットワーク可部公民館にて
講師:七野 友子氏(抱っこ法上級ホルダー)
他、抱っこ法ホルダー数名
共催:(財)広島市ひと・まちネットワーク可部公民館


<講師プロフィール> 抱っこ法って何?
七野 友子
京都教育大学を卒業後、幼稚園教諭を経て、言語聴覚士を開業。大阪・神戸でコミュニケーション障害の子どもの指導にあたる。『抱っこ法』「乗馬セラピー」『NLP(心理カウンセリング)』を行なう。アソカ療育研究所(発達相談・教育カウンセリング)ゆうゆうことばの教室・乗馬セラピー主宰。言語聴覚士・北米障害者乗馬協会公認インストラクター・抱っこ法上級ホルダー
日本に紹介されたのは1980年代で、当時千葉県の「つくも幼児教室」の室長をしていた阿部秀雄(減・日本抱っこ法協会名誉会長)によって導入されました。
以来、日本では独自の発展を遂げ、自閉症のみならず、一般の子ども達の心を育てるのにも有効な方法として確立されました。
現在では、子どもと大人が心を通わせながら共に成長していくための子育て(心育ち)の原理として、広く子どもと関わる仕事をする方々、ハンディのある人と関わっている方々、子育て中の父母から、熱い支持を受けるようになってきています。
抱っこ法では、表面に現れた行動の奥にある子ども(あるいは大人)の隠された気持ちに触れていき、その気持ちを受け止めていくことによって、感情解放を促し、本来の情緒の安定・意欲・成長力などを回復していく援助をしていきます。
また、知的あるいは情緒的な遅れをもった子ども(あるいは大人)の情緒的な基盤に働きかけることにより、親子関係をはじめとした、人と関わる力や学習意欲を育てていきます。抱っこ法の利点は、こういったカウンセリング的な関わりを、対象の年齢を問わず実践できる具体的な方法を持っている点にあります。
抱っこ法についての詳しいことは
こちらのサイトを参照してくださいね

日本抱っこ法協会のHP

ぴっかりさんの子育て相談室