第3回委員長記
第1回委員長記
第2回委員長記


いよいよ春・・進学・進級おめでとう!
今年の春は暖かく、入学式にはつきものの桜の花はとっくに散ってしまいましたが、新しい学年をむかえ、ピカピカの1年生たちが、それぞれの期待や希望に胸をふくらませながら、新しい進路に進んでいったことでしょう。
そして・・・ネットワーク空の子どもたちは、なんと合格率100%!!同級生たちが、受験勉強に打ち込んでいる間にも、「だれが石を投げたのか?」の自主公演に取り組んだり、その後も話し合いに参加したり・・と、さまざまな活動を続けながら、きちんと結果を出した、子どもたちは本当にすごいと思います。みんなおめでとう!!!また、たくさんの仲間をふやして、楽しい企画を一杯やろうね!!まずは、6月の「ブラインド・レモン・ブラザーズ」の公演を成功させましょう。

可部の青年メンバー・パワーアップ?!
これまで、高校までは高学年キャンプなどの行事に参加してリーダーシップをとってくれていても、大学進学で県外に行ってしまい、なかなか青年メンバーが定着しない・・・というのが、可部の悩みの一つでした。けれども、今年はようすが違います。  ここ数年、毎年高学年キャンプに参加して、小学生や中学生のリーダーとして貴重な存在である、Kくんが、めでたく県内の大学に進学したのです!
そして、そのほかにも、「ソーランを踊りたい!」と“空”に参加してくれたミサは、次回の鑑賞事業「あとむ」の実行委員会に加わり、新しい発想と行動力で、ポスターを貼ってくれる場所を、たくさん開拓してくれました。また、「保育士になりたい!」と、専門学校をやめて、保育の短大に通っているヒデくんは、表現活動や、例会の搬入・搬出スタッフとして活躍してくれています。童謡コンサートのうーぽん・三味線てっちゃんはもちろんですが、まだまだ新しいメンバーが増えつつあるのです。

「完全週休2日制にともない、子どもたちの学校外の活動について、卒論のテーマにしたい・・・」と、子どもネットワーク可部の活動にボランタリー会員として参加したい・・・という女子学生。
自分自身の生き方を探すために、「舞台の裏側を見たり、芝居について知りたい・・・」と入会を希望してくれたフリーターの青年。
極めつけは、「いつもチケットでお世話になるから、支援会員になる。」と言ってくれた、広島映画センターのヒロ・・・・実は彼は正真正銘の『劇場っ子』なのです。「支援会員は活動に参加できないんだよ、それよりボランタリー会員になって、手伝ってよ!」と、半強制的にうーぽんと二人で、登録させてしまいましたが「忙しいから手伝えないよ・・・」と言いながら、「キャンプとかやりたいな・・・」と、まんざらでもないようす。やっぱり、参加するほうが楽しいよね!
そのほかにも、一昨年の『森のたぬきさん』や『クリスマス会』で名演技を披露してくれたFくんにも、表現活動には欠かせないキャラクターなので、これからラブコールを送ろうと思っています。

法人格を取得し、活動を広く展開していくことで、これまで劇場の中で育てるしかない・・と思われていた青年メンバーが、思わぬ角度で増えつつあります。今後も活動を通じてたくさんの青年が関わってくれるよう期待していきましょう。