日時:2002ねん4がつ29にち

 
場所:下大毛寺ちびっこ広場にて

よっといで名場面集 

「よっといでソング」を三味線で、てっちゃんが参加してくれたよ。かっこいい・・・

みんな元気に歌いました!

幼児組だった子達も今年は、ゲーム屋さんをやってくれたよ。成長したね・・・  

フルーツ白玉の味は上出来!完売したようです。

店長たちは大忙し。開店前の打ち合わせ。

お母さんチームも焼き鳥・ぜんざい・・・頑張ってたよ。おいしかった?

大人気!だるま落とし!!むずかしかった〜!
◎今年のよっといでの感想◎


楽しかった!!
またやりたい。
来年が楽しみ。
来年は店を開きたいな〜。
儲かりました。


などなど。来年をお楽しみに〜♪

「よっといで市場・委員長日記」2002


 ♪みんなが毎年待っている、子どもの祭りだ「よっといで」…
 今年も晴れました!「よっといで市場」過去10回くらい開いていますが、日程が変わっても、なぜか「よっといで市場」は、たった1回だけ雨で中止になった以外は、いつも必ず雨知らず。子どもたちの願いが天に通じるのでしょうか?


 ♪みんなの笑顔がおでむかえ…
 今年のテーマは「さあ行こう!みんな笑顔でよっといで!!」オープニングは、店長会議でみんなが知恵を出し合って作った歌詞に、てっちゃんが三味線で曲を作ってくれた「よっといで市場ソング」を、てっちゃんの生伴奏で合唱です。


 ♪さあ、いらっしゃーい!いらっしゃい!
 いよいよ開店です。今年は全部で25店舗がせいぞろい。可部・亀山・三入・飯室の各地域の子どもたちが、趣向を凝らしたお店が並びます。お母さんたちも、ちょっとだけ仲間に入れてね!お昼ごはんはまかせておいて!


 ♪幼稚園からおとなまで、だれでもOK「よっといで」
 「よっといで市場」が一番大切にしていることは、幼稚園の子どもも大人も、みんなが楽しめるお祭りにすること。「小さいこどもたちが、10円・20円でも楽しめるお店は、どんな風に工夫すればできるかな?」 毎年、一番最初の「店長会議」では、どんなお店を出すのか?という話し合いのときに、必ずこのことを確認しています。だから、どのお店も、とっても安い!もちろん、値切るのも楽しみのうち。
 「おばちゃん、このハンカチかわいいでしょ!100円で買わない?」「100円?高いな…20円でどう?」「えーっ!それはないよ!80円じゃだめ?」「じゃあ、50円。」「うん、いいよ」こんなやりとりが楽しいのです。


 ♪だれでもなれるよ店長さん、何回やったか店長会議
 さまざまな事業で立ち上げる大人の実行委員会は、それぞれの会員が多忙ということもあるのですが、なかなか出席率が上がらない中、「よっといで」の店長会議には、毎年たくさんの子どもたちが集まります。
 当日の受付の手配や、チラシ・ポスターや参加証作り、司会進行やアトラクションの準備など、それぞれの子どもたちが自分たちの年齢に応じて意見を出し合い、できることを助け合ってやっていきます。話し合いの進行もなるべく子どもたちにまかせるようにしています。当日ご迷惑をかける、近所のお店や駐車場や水道を快く使わせてくださるお店などにも、閉店後に店長さんの代表が、大人と一緒にお礼の挨拶に回ります。


 ♪ゲームにくじびき、ボーリング、ちょっとおしゃれな小物屋さん
今年は、幼稚園の子どものお店はなかったようですが(幼稚園児のお母さんが、かわいいマスコットを売っていたお店はありました)最年少は1年生、飯室のつっくんとなおとくんのお店は「くじやさん」。「一回引かせてね!」とくじを引くと、そのくじを開く前に、顔色を変えて「おばちゃん、これはやめたほうが良いよ、大変なことになるよ、換えてあげようか?」とつっくん…「いいよ、そのままで…」と開けてみると、「おおはずれ」(爆)くじを作った本人には、それが分かっていたので、換えてくれようとしたんですね。や〜さしい!!
 そのお隣で、去年大好評だった「おさかなすくい」をやっていた4年生の女のこたちが「ボーリングやさん」を開いていました。ペットボトルにカラフルな色をつけて並べ、ドッジボールを転がして倒す…というもの。「2回練習していいからね、たくさん倒れたら景品がありますよ!」と、すっかり店長さんが、板についた、MちゃんとNちゃん。来年はどんなお店を出してくれるかな?
 手作り小物のお店は、ちょっと大きなお姉さんたち。今年のお店の中でも異色だったのは、なんといっても「ペンシルバルーン」小学生のかわいい店長さんが、にこにこしながら、本当に楽しそうに風船で「ねずみ」や「お花」を作っているお店の前には、行列ができていましたね
 「ストラックアウト」のボードはまるで本物のよう!「お父さんと二人で作ったんだ!」と三入のKちゃんはみんながほめてくれるたびに自慢顔でした。
 この日のために1年かけて景品を集めてきた…という子どもたちもたくさんいたようです。
 三入のN兄弟は、岡山の「おもちゃ博物館」で買ってきたという「チロリアンルーレット」という楽しいおもちゃを使って、点数に応じて景品を渡していました。
 去年、ほとんど儲からなかった…という、可部の男の子たちには、今年は強い助っ人が登場! 毎年、「焼き鳥や」を出している高校生のお兄ちゃんが手伝ってくれたのです。ゲームの内容も、大きなだるま落とし(夜中にダンボールをのこぎりで引いて、家中がダンボールのごみだらけになったらしい…)バスケットゴール・輪投げ…と、何種類かのゲームをやって、総得点で景品をもらうというもの。儲けはいざ知らず、お客さん以上に店員さんたちが盛り上がっていたみたい?!
 飯室のRくんのお店は、「ハイパーホッケー」。「これは、どうやるの?」「二人で来たら20円でその人たちにやらせてあげて、1人だったら、10円でぼくと勝負するの。」「よし、じゃあ一回やらせて。」ゲームが進むにつれ、店長さんの敗色が濃厚に…「ねえ、これってきみが負けたらどうなるの?」「ぼくが10円返すんよ…」「えー??」「それって、ぜんぜん儲からないじゃん。負けたら景品あげることにしたら?」「でもね、ぼくまだ1回しか負けてないんよ。」その言葉通り、店長さんの勝ちで勝負がついたのでした。でも、結局最後は儲かったの?


♪おなかがすいたら「よっといで」…焼き鳥、おだんご、おむすびバー
 今年は、子どもたちの焼き鳥屋さんがなかったので、可部のお母さんたちのお店「BaBaBa Lannd」 と、三入のお母さんたちのお店「おてもやん」が、焼き鳥を売っていました。焼きおにぎりもおいしかったね!
 "空"の子どもたちは、骨付きソーセージとお好みバー、それに12月の沖縄リーダー研修で仕入れて帰った「あぶらみそ」の実演販売(?)忙しい高校生たちは、午前の部と午後の部に分かれて店番をしていました。
 亀山のお母さんたちは、「カレーやさん」となぜか「ぜんざい」


♪食いしん坊のデザートは、ケーキにクッキー、喫茶店

 手作りクッキーやクレープ、ワッフル、手作りパンの店など、女の子たちは今年も腕によりをかけておいしいデザートを作って売っていましたね。


♪今からぼくは店まわり、ちょいと店番頼みます
 よっといでの面白いところは、お客さんがいつのまにか店員さんになっているところ、閉店セールのころになると、必ずお客さんだったはずの子どもたちが、店員に変身して売り子になっています。
 そりゃそうだよね、だれだって、お客さんよりお店屋さんのほうが楽しいに決まってるもの。分け前が減る…なんてことを考えるのは大人だけ。子どもたちは、一緒に楽しめればその方がいいのです。


☆ さあ、いよいよ、本日のメインイベント!閉店後のアトラクションの始まりです。

 まずは「靴飛ばし」…年齢に応じてハンディがもらえるということで、小さな子どもたちは、お兄ちゃんおねえちゃんよりもずーっと前のほうで、靴を飛ばします。各グループの1等賞以外はみんなケンケンで靴を拾いに行かなくてはなりませんよ。
 盛り上がってきたところで、「○×ゲーム」の開始です。店長会議のときに、みんなで考えた問題を進行役のRちゃんたちが出してくれるのですが、同じ年代の子どもたちが考えた問題なので、何問やってもちっとも人数が減りません。「困ったね…」仕方がないので助け舟を出すことに…「私(委員長)の年齢は45才より上である?」「よっといでは今まで、雨がふったことがない?」この2つの質問でやっと優勝者が決定。
 お次のゲームは「じゃんけんゲーム」2人組みになってどんどん相手を見つけてじゃんけんをしていきます。最後に勝ち残ったひとがチャンピオン!
 最後に参加証の番号と合えば、豪華(?)賞品があたる、くじ引き大会。
 参加証を落とした子どもたちもたくさんいたけれど、ほとんどの子どもたちが自分の番号を覚えているのにびっくり!


子どもってすごい!!を実感しました。
あれやこれやで、無事に終わった「よっといで」、スタッフ不足もなんのその、みんなで乗り切った今年の「よっといで市場」でした。
みなさんご苦労様!!また来年もみんなの笑顔に会えるといいね!!!