小野わこ 講演会  
2007年7月28日(土)  10:00〜12:00
(財)広島市ひと・まちネットワーク 広島市可部公民館 研修室1AB


 2005年4月に学陽書房から出版された「子育て 泣きたいときはないちゃおう!!」の著者である小野わこさんを招いて、講演会を開催しました。
小野さんの講演会は、まず自身の生い立ちや再評価カウンセリングを知り、その日本リーダーである安積遊歩(あさかゆうほ)さんとの出会いを語ることから始まりました。
 外国人の夫のDV(=ドメスティック・ヴァイオレンス)にさらされ、子育てに行き詰まり、人生に希望をもてなくなっていたとき、安積遊歩さんと出会います。
安積さんの「泣いてもいいのよ」という言葉に、不思議に心を揺さぶられ、3日間泣き続ける中で、5年生の時にお母さんが自分を捨てて家を出て行ったこと、そのときに「人前では泣かない」「近所の人に後ろ指をさされない立派な子どもになる」「自分を捨てたお母さんのことは思い出さない」…など、自分で自分にたくさんの“しばり”を作って、本当に頑張って生きてきたことに気が付きます。
 そして、今まで「自分を捨てた」と思っていた母親自身の辛い気持ちと、実は、わこさんは母が大好きだったということに気付き、捨てられた父親を毛嫌いするのも、父親が嫌いなわけではなく、母に捨てられ自信を無くしている父親を見ているのが辛かったのだということにも気がつきます。
 そして、暴力的な夫に対しても「これから私はどう生きていきたいか」という“決心”を毅然と語ることで、夫も不思議に理解を示し、「自分も実は一度日本から出たい」と彼も行き詰まっていた自分から一歩踏み出す決心をしてくれたのです。
 日本人の意識の中に“泣くこと”=“弱い自分”“いけないこと”“なさけない”など“泣く”ことに対して否定的なイメージがついてまわりますが、実は泣くという事は「自分の心をスッキリさせる=浄化作用がある」だけでなく「自分が賢いんだという事が分かり、強くて何でもできるんだという気持ちになれる」すごい力があるのです。
 実際、安積さんとの出会いは劇的なものでしたが、わこさんの問題を解決していったのは、安積さんではなく、わこさん自身です。3日間泣き続けることで、自分で自分の持つ問題を解決していく知恵と勇気と行動力を生み出したのです。
 最後に簡単なワークショップとして、参加者が2人ずつ組になって3分間ずつ話を聞き合うという時間を持ちました。
 「自分のお母さんとの楽しい想い出を語る」というテーマでしたが、3分ではとても語りきれません。
 でも、その短い時間のなかでも、いや、そのテーマを聞いただけで、涙ぐむ人も多く「親の時間」の必要性を感じずにはいられませんでした。
 最後に、「皆さんは、わたしの話を聞いて、わこさんは大変な人生を生きてきたんだなぁ…と思うかもしれない、でも、人生の大変さは人と比べられるものじゃないの、みんなそれぞれに大変な人生を頑張って生きてきてるの。そのことに気付き、自分で自分を認めていくことが大事なの、誰もが世界にたった一人しかいない、そのことってすごく素敵なこと、一番大切なことだよね.」と語るわこさんは、きらきら輝いていました。

参加者の感想
わこさんの話は、ひとつひとつ心に染み入ることばかりでした。
今まで色々苦労をしてきたけれど、こうやって自分の人生としてむきあっていくことが
できるのだから、きっと私も頑張れる。
そうなんだ。たくましく生きるんだと心に誓いました。
とても聞きやすい内容で、泣いたり笑ったりでした。数ヶ月前本屋で
わこさんの本をちらっと見たことがありましたが、そのときは買って帰らなかったので、
今回は是非読んでみたいと思いました。わこさんのパワフルさで元気付けられました。
まさか、広島でわこさんの講演が聞けるとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。
そして、これから「親の時間」が始まっていくかと思うとワクワクしています。
子どもネットワーク可部に出会えて本当に良かった。
これからもよろしくお願いします。
面白い内容でした。また次回も参加させていただきたいです。
肌が透き通るみずみずしさで
眼もきれいでうるおい、若々しくきれいな方なので
美容法をお聞きしたいと思ったほどでした。