劇団風の子中四国
『おはなしトントン』

2009年8月7日(金) 安佐北区総合福祉センター 6階大会議室
共催:広島市ひと・まちネットワーク 可部公民館


 約10年前、現在高校2年生の子ども達が幼稚園児だった頃のこと…子どもネットワーク可部では、当時の劇団風の子中四国の上演作品すべてを地域公演として取り組むという暴挙(?)に出たことがあります。
 「まもるのとなり」「のはらっぱ」「うそんこほんこ」・・・・、その年の6月の中旬から夏休みの初めまで、子ども達は風の子さんの舞台を思う存分堪能したのでした。今、思い返すと、本当にとっても贅沢な時間でした。
 それから、10年の間、なぜか、風の子さんの作品に取り組む機会がなかったのですが、今回、久しぶりに「おはなしトントン」の公演にこぎつけました。
久しぶりに見る、風の子さんの舞台は、素朴で手作りのにおいのする温かい舞台でした。さりげない動きや表情で、子ども達の心をひきつける技はさすが

風の子さんの迫真(?)の演技にどんどん引き込まれていった子ども達、身体が自然に前に出てきているのが分かりますか?
楽しい時間はあっという間に過ぎて、会員の子ども達からのカーテンコールのプレゼントも無事に終わり・・・・
主催者のご挨拶も終わって、これで終了〜〜と思ったら、最後にまたまた楽しい遊びがあって・・・
まだまだ帰りたくない〜〜〜と子どもたちにもみくちゃにされてしまった風の子のお二人だったのでした。

*参加者の感想より*
☆10ヶ月の息子をつれて初めての劇鑑賞をさせていただきました。声・音・色全てを目の前で感じることができ、とても感動いたしました。息子は10ヶ月という乳児であるにもかかわらず、長時間一度もぐずったり暴れたりすることなく見ていて、そのことにも私自身が驚きと嬉しさで一杯です。

大人の私も心から笑いましたし、本当に楽しかった。このような素晴らしい劇を見せていただけて、感謝しています。特に、色遣いがとてもきれいで心底感動しました。あの日以来、「トントン・・」という擬音を聞くと、うれしそうに笑って反応しているのが驚きです。きっと彼の中に刻み込まれたのでしょう。
☆久しぶりに想像力を掻き立てられる舞台を間近で見られて良かったです。子どもと二人で大笑いしました。ありがとうございました。1歳半の娘も45分間集中して見ることができました。楽しかったです。

☆特別な舞台装置もなく、人数も二人だったけど、これだけ子どもを惹きつけて、楽しい舞台を見せていただいて感激しました。大人も楽しかったです。