人形劇団クラルテさんによる「おひさま劇場」


演目は、奥村・高平班による“かまきりと月”、久々のクラルテさんとの再会でした。
子どもネットワーク可部として生まれ変わって初めての“地域公演”…実行委員の皆さんはじめ、会員の皆さんの一人一人の声かけで実現したステージです。

各会場とも、プロの人形劇を目の当たりに見るのは初めて!という乳幼児を連れた保護者の方がたくさんいらっしゃいました。
何度見ても、その度に新たな感動を与えてくださるお二人の演技に、改めて『本物の持つ力』というものを再確認した2日間でした。


●事前交流会●
前回、お二人にきていただいたときに、公演終了後の交歓会で、突然「狂言を見せてあげる!!」と、区民文化センターの和室で見せてくださった“狂言”は、すごく本格的なもので、みんなびっくりしたり、もっとたくさんの人に見てもらえばよかったね…と後悔したり。
そこで、今回は、せっかくお二人に再会するなら、公演当日はスタッフとして手伝ってくれえる中高生や、高学年の子ども達にも見てもらおうね!と、事前交流会を開く事にしました。



だったら、せっかくのチャンス!人形劇クラブの演技もお二人に見てもらおう!!
「ぐりとぐら」ミステリーバージョン



中高生は「ソーラン」を発表



衣装も本格的な、お二人の狂言に、みんな釘付けでした



お待ちかね!みんなの楽しみは…もちろん、可部自慢の、一品持ち寄りパーティだ!

最後に、高平さんのリードで、全員が輪になって自己紹介ゲーム♪
これがまたまた盛り上がり・・・写真のないのが残念・・・・・

●可部会場午前の部<感想より>●

  
開演前のスタッフミーティングと、入場前の整理の風景…中高生スタッフが大活躍でした


★今まで観たものの中で一番“味”のあるものだな〜と思いました。
春にぴったりのイモムシくんのお話…小さな命に目をむけ、大切に思うこの気持ちを、このやさしい人形劇から子ども達に身につけていって欲しいものだな…と思いました。
これからも、子ども達、私達に暖かい気持ちを思い出させてくれる、素敵な人形劇を…
頑張ってください!(34歳母)

    


★初めて観させていただきました。
とてもレベルの高い良質の舞台で感動しました。演者のお二人の力の賜物と感じます。
やはり、“生の舞台”は最高ですね。
いもむしの可愛らしさに、私も作ってみたくなりました。(小2男子の母)

★人形がお二人の手にもたれた瞬間から、人形が生きる!! 命!!を感じます。
前日(事前交流会)から、今日を楽しみにしていました。
ちょっとクモが不思議な“おばさんキャラ”で、私とかぶり、ちょっと共感(かなり)しました。
たのしかった〜〜〜〜!!
木とかもイイ感じで、家のオブジェ(っていうかインテリア)に飾りたいな〜〜って思いました。
何より、お二人の素晴らしいことでした!!
私はきっと、いつもどう生きてゆきたいか…って方向を探しています。自分らしい方向を…
色々な角度から見ていて、今日も私の栄養になりました。ありがとうございました!
(小1男子の母)

★かまきりの話もいもむしの話もおもしろくとても楽しかったです。(10才女子)

★おもしろかった。。。おしりふりふりした。。。。ダンスが楽しかった。。。(4才男子)

★イモムシが小さくてかわいかったです。だんだんと大きくなっていくのがおもしろいと思いました。(小4女子)
★初めて参加させてもらいました。入場料が高いかな…とも思っていましたが、アットホームな感じで楽しかったです。ありがとうございました。(大人)

★いもむしのダンスがおもしろかった。カマキリの声が良かった。(小5女子)

★お二人のなんともいえない素敵な声、カマキリのせりふが心地よく、思わず眠たくなったほどでした。始めて見る楽器ばかりでしたが、“す〜〜っ”と体にしみこんでいくような音は、やはり自然のものが出す音だからでしょうか。とてもとても気持ちのいい時間でした。
いもむしちゃんの動きは、とてもユーモラス!とっても笑わせてもらいました!!(30代母)

★4年ぶりに見せてもらいました。とてもなつかしく楽しかったです。ありがとうございました。(小1男子の母)

★とても楽しかったと思います。子どももずっと集中して楽しめたようで、大満足でした。またぜひ、子どもに見せたいと思います。(30代母)

★お人形、動き、せりふ、歌、全てすばらしかった。静けさが、虫の世界をとてもリアルに表現していた。(40代女性)

★始まる前は、3歳の子どもがそわそわと動いておりましたが、始まると、しっかり見入っていました。
私自身も楽しませてもらいました。9月・12月もとっても楽しみにしています。(30代母)

★娘が1歳なので、まだ分からないながらも何かを感じてくれるのではないかと思い参加しました。色々な音や、知っている虫や動物が出ると、大喜びしていました。
私自身も子どものようにワクワクして、とっても楽しかったです。ありがとうございました。(20代母)

★本日はお疲れ様でした。『カマキリの気持ちが分かる…』という息子(小2)『イモムシさんおしりふりふりしたねぇ…』と、キュートなしぐさがとても気に入った様子の娘(幼稚園)。
今回も参加させて頂いて本当に良かった!
クラルテのお二人から感じられる大きな大きな安心感が、私にとって、とても嬉しかったです。皆さん、本当にありがとうございました。(30代母・会員)

<魔女の一言>


Yちゃん!楽しかった?

お母さんが子どもの頃、岡山でおやこ劇場の会員だったという、まだ1歳にもならないYちゃん。
彼女は、一番前で、お母さんのお膝に抱かれて、1時間以上の間、本当に舞台に集中していました。もちろん彼女にとっては、生まれてはじめての生の舞台。
終演後、バギーに乗って帰ろうとする彼女に、『Yちゃん!どうだった?楽しかった?』と、声をかけると、もちろんまだおしゃべりもできない彼女が、バギーから落ちるんじゃないか…というほど足や手をバタバタさせながら、満面の笑顔で、私に一生懸命何かを伝えようと、おしゃべりしてくれたのです。
その様子をみていたお母さんもびっくりするほどでした。

今から、15年近く前、最初に、奥村さんと高平さんに出会ったときもそうでした・・・
0歳児が、本当に集中してみている様子に、私が驚いていると…
『0歳児ほど、本物と偽者を見分ける力があるんですよ!』と教えてくださったのは高平さんでした。

本物にこだわって良かった!!

●可部会場・午後の部感想より●


★アフリカの自然の楽器の音が、耳に心地よく、暖かい音色に気持ちがほんわかしました。月夜の砂漠の情景も、雨の音も、空気のひんやりした感じも、感じることができました。やっぱり、自分の目と耳と五感で感じられる生の劇は、素晴らしいと思いました!!七色の声…すごいです!!(30代母)
  


★人形の動きが面白くて、色々な楽器などもあり、とてもよかったと思います。また見に来たいと思います。(30代母)

★カマキリが、月にのろうとかんがえたところがすごかった。(8歳男子)

★いもむしが小さいのから大きいのまで、ぜんぶおしりをふっておどっていたのが楽しかった。月にカマキリがうつっていたのがおもしろかった。(8歳男子)

★ありがとうございました。たのしかったです。これからもがんばってください!(8歳女子)

★げきもすごかったし、カマキリやイモムシがよくできているからすごいと思った。すごくおもしろかった。(9歳男子)


     

<魔女の一言>


なんといっても、今回の地域公演がこれまでと一番違っていたのは、中高生達の活躍です!

今回の企画は、可部・三入・亀山の3つの公民館との共催事業ということで、可部会場では、朝早くから公民館の職員のMさんが準備のお手伝いをしてくださいました。

会場は7階…Mさんは内心搬入がスムーズに行くのかと、心配してくださっていたようでした。

しかし、前日の事前交流会のときに、『明日の朝9時30分に、可部公民館に手伝いに来れる人は来てね!その時間が無理な人は、他にもお手伝いは一杯あるから、時間が許す人は顔を見せてね!』
と、“空”の中高生を中心に声をかけていたら…

当日は期待通り、彼らの活躍で搬入や、会場に入る前の子ども達の整理、公演が始まってからは一緒に歌や手拍子をして盛り上げてくれたり、もちろん後片付けも率先してやってくれて…大人たちは大助かりでした。

でも、なによりも一番嬉しかったのは、

やらされているのではなく自分達がこの公演を心から楽しみ、そして大切にしてくれているんだ…

ということが彼らを見ていて本当に良く分かったことです。

『可部の中高生は、ちょっと違う!本当に素敵な子ども達ですよ!!』とクラルテのお二人も感激していらっしゃいました。
『この子達と、これからも何か一緒にやりたいですね!!』ともおっしゃっていました。



この子ども達こそが、私達の活動の成果なんでしょうね!

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